「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 (2018 武田友紀)

HSPについて日本人が書いた本。 もともとは「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」というエレイン・N.アーロンの本で取り上げられたHSPという概念が元ネタ。HSPとは、生来の性質として感受性が強く敏感な気質を持っている人とい…

ブレードランナー 2049(2017)

言わずと知れた「ブレードランナー」の続編的な話。リメイクではなく、ブレードランナーの30年後を描いている。ネタバレしているので注意。 この未来では人間に使役するアンドロイド、レプリカントが4年間の寿命制限付きで製造されていたが、あまりにも人間…

トゥモロー・ウォー(2021)

AMAZONオリジナルで現在配信されている映画。と言いつつ元々はパラマウント配給で一般公開される予定だったが、コロナで実現せず、アマゾンが放映権を買い取ったようだ。今プライムビデオを見ようとするとやたらとCMを流してくるので観てみた。以下ネタバ…

連帯惑星ピザンの危機 クラッシャージョウ・シリーズ (1977 高千穂遥)

中高生の頃、夢中になって読んだシリーズ第一作にして、作者である高千穂遥のデビュー作。 22世紀、人類はその版図を宇宙へと伸ばしていた。数多の惑星にテラフォーミング(惑星を人が住めるような環境に改造すること)が行われ、人類が移民していき、8000に…

愛と青春の旅だち(1982)

最近初めて観た。以下ネタバレ注意。 父に失望して自殺した母、自分を引き取ったが水兵で自堕落な父。そんな環境で屈折した少年時代を送ったザックは、パイロットを目指し士官学校へ入隊する。そこではフォーリー軍曹が人格を否定するかのごとく強烈なシゴキ…

スーパーカブ(アニメ2021、コミック2018、小説2016)

小説とコミックは読んでないので、アニメの感想だけ。 父親は幼い時に死別、母親は書置きを残して失踪しており、頼るべき親族や知己もいない天涯孤独な身の上の女子高生、小熊(こぐま)。彼女は山梨県北杜市の集合住宅に、奨学金を得て一人住まいしており、…

<物語>シリーズ(小説2006・西尾維新、アニメ2009)

絶大な人気を誇る西尾維新・作の小説シリーズだが、最初に観たのはアニメから。小説は30作近く出ていて、そのうちの3分の2くらいアニメ化しているのだろうか。 小説もアニメも全部観たり読めたりしていないので、本当はここで語ってはいけない気もするのだが…

コンテイジョン(2011)

ネタバレ注意!これから観る人は読まないように。 新型コロナウイルス流行直後から話題になっていた映画で、まるで現状を予見したかのような内容と、今の世から見た考証の確かさが再評価されている。たまたまPrimeVideoで視聴可能になっていたので観た。 香…

movicle 電動キックボードシェアサービス

流行りのものを取り上げてレビューするとか、珍しくブロガーっぽいことをしていて逆に気恥ずかしくなってくるが、そういうのは一般的なブロガーにお任せして、こちらでは感想メインに書いてみる。 たまたま機会があって使うことになった、電動キックボードを…

ULTRAMAN(2004)

ウルトラマンのオリジナル劇場版。 突如宇宙から飛来した青い発行体。それは海上自衛隊の隊員と融合し、「ビースト・ザ・ワン」へ変貌を遂げ、ゆっくりと成長・巨大化していくのだった。一方、同じ空中から来た赤い発行体と衝突し、同化した航空自衛隊の真木…

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019)

テレビ放映していたのを観た。 モナークは怪獣の研究・保護を行う秘密組織。中国で巨大生物の繭を保護・監視していたモナーク支部は、環境テロリストに襲われる。そこには巨大生物を操る音波装置、オルカの開発者であるエマ・ラッセル博士と娘のマディが装置…

海外ブラックロード 危険度倍増版(2005 嵐よういち)

危険度の高い海外の町へバックパック旅行に行き、そこで見聞きしたことだけを書くというスタイルの旅行記的ノンフィクション。 ケニアのビーチ・モンバサでは路上で強盗に会い、リュックサックを奪われる際にウンコを漏らし、アメリカではビザがなくイミグレ…

監督不行届(2005 安野モヨコ)

最初に読んだのはだいぶ前だが、 シンエヴァつながりで書いておく。何度も読み返しているし。 いわずとしれた庵野秀明の奥方であり漫画家の安野モヨコが、庵野秀明を描いたエッセイ漫画。登場人物は「カントクくん」(庵野秀明)とロンパース(安野モヨコ)…

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

まだ上映中なので書こうか迷ったが、覚書として書いておく。もちろん超人気シリーズなので、あらすじなどは省略し、思ったことだけ。ネタバレ注意!これから観る人はスルー推奨。 旧劇場版のラストでは、「せっかくテレビシリーズがモヤモヤしまくりで終わっ…

レディ・プレイヤー1(2018)

スピルバーグ監督のSF映画。 2045年の近未来。様々な社会問題で社会は疲弊し、貧困層が多く、人々はオアシスというVR(仮想現実)ゲームに耽溺することで現実逃避を図っていた。オアシスの創始者のひとりであるハリデーは、自分の死後、ゲーム内にイースタ…

スカイラーク3号(1930 エドワード・エルマー・スミス)

E・E・スミスの「宇宙のスカイラーク」シリーズ第2弾。 前作でスカイラーク2号を駆り、オスノーム国と友好な交流を行うことができたシートン一行。地球に帰ってからしばらくすると、オスノームのデュナーク皇太子とシタール皇太妃が宇宙船でやってきた。…

魔女の宅急便(2014)

原作は児童書だが、ジブリのアニメ映画で有名。そちらの方ではなく、実写版の映画を観た。ストーリーの大筋はアニメと同じ。修行のため1年間他の町で暮らすこと、キキは箒(ほうき)で飛ぶ魔法しか使えないこと、猫のジジが一緒に行ったこと、パン屋さんの夫…

宇宙のスカイラーク(1928 エドワード・エルマー・スミス)

今から100年近く前に発表された、レンズマンシリーズの作者のもう一つのSFシリーズ小説。 アメリカの研究所で働く物理化学者リチャード・シートンは、自分の研究室で、プラチナを生成したあとの残滓に含まれていた金属を分離する作業を行っていたが、突然…

老人力(1999 赤瀬川源平)

物忘れが激しくなったり、頑固になったりするのは老化によるデメリットというのが通常の感覚だが、それを「物忘れが激しくなることによってイヤなことを忘れ、前向きになれる」「頑固というのは意志が強固になったということ」というプラス方向に変化してい…

SF西遊記スタージンガー(1978)

70年代に放映されていたアニメ。 銀河系の中心にあるギャラクシーエナジーが弱まったことで、宇宙は混乱していた。本来はおとなしいはずの宇宙生物もモンスター化し、各地で被害が勃発。これを収めるには、地球のオーロラ姫の力が必要だったが、銀河の中心…

かぼちゃワイン(1981)

80年代に少年誌に連載されていたラブコメ漫画。たまたま無料漫画サイト(広告収入系で作者に掲載許可されているサイト)に掲載されており、一気読みしたので懐かしくて書く。 青葉春助はサンシャイン学園中等部2年に転校してきた。背は低いが気が強くケンカ…

電球型LEDランタン

前の記事で書いた、キャンプで使っている電球型ライト。 下に張ってあるAmazonのリンク先にあるのはかなり高いが、僕が買ったのはもっとチープで安っぽい中華製の一点もの。たしか、ひとつ100円前後だったと思う。もちろん明るさはたかが知れているのだが、…

Amazonベーシック 充電池 充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット

充電式乾電池。 日常生活の中で、思いのほか多くの乾電池を消費している。 テレビやエアコンのリモコンが主だが、子供がいるとあらゆるおもちゃには電池が必要で、それらが次から次へと消費され、動かなくなっていく。また、キャンプで使っている照明にも使…

勇者ヨシヒコと魔王の城(2011)

最近八面六臂の活躍を見せる福田雄一監督の、低予算な冒険活劇ドラマ。 お人好しでクソ真面目で頑なで融通の利かない、カポイ村の青年、ヨシヒコ。彼はいざないの剣を抜いたことで、ひょんなことから世界を救う勇者となり、旅に出る。そこで剛剣の使い手・ダ…

ユニフレーム ツインバーナーUS-1900

最初のうちはカセットコンロで調理することが多いキャンプ。しかし徐々に慣れてくると、コンロが二口あると便利だなぁと思うようになってくる。一昔前だと、ホワイトガソリンを使ったコールマンのツーバーナーが主流で、キャンプ場のあちこちでプシュープシ…

仮面ライダーアマゾンズ(2016)

子供の頃やっていた仮面ライダーシリーズの一つに「仮面ライダーアマゾン」があった。トカゲがモチーフになっている仮面ライダーで、変身するのはジャングルの奥地で野生児として育った若者。片言で日本語をしゃべる彼が「ア~マ~ゾ~ン!」と叫んで変身す…

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年)

リメイク版の第2作目。 ネタバレ注意! 派手にバラすので未見の方はお引き取りください。 宇宙艦隊司令官だったジョン・ハリソンことカーンは、仲間とともに裏切られた憎しみから宇宙艦隊に復讐を誓い、テロ事件を起こし、カークの恩人であるパイク提督が命…

スター・トレック(2009)

「宇宙大作戦」として知られるアメリカの一大コンテンツのリメイク映画。宇宙船の乗組員で、800人の命を救った英雄を父に持つジム・カーク。地球・アメリカの農村で気ままな生活を送っていたが、父の同僚だったパイク大佐に見初められ、宇宙艦隊アカデミーへ…

オーラの王者<クラスター・サーガ③> ピアズ・アンソニイ 1978

クラスター・サーガの最終巻。 今回の主人公は、一巻でフリントを狙う暗殺者であり、最終的には結ばれた斜線人の末裔。彼は時代を通して銀河最高の236という高いオーラの持ち主で、それを生かした職業から「癒し手ヘラルド」とも呼ばれている。前作「タロ…

タローの乙女<クラスター・サーガ②> ピアズ・アンソニイ

クラスター・サーガの第二巻。おもいきりネタバレです。 前作「キルリアンの戦士」のエピローグで、フリントとアンドロメダの刺客は、体中が楽器となっていて音楽により会話をするミンタカ人に転移し、そこで子供を産んでおり、そこから千年後、再びアンドロ…