観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

2020-10-17から1日間の記事一覧

銀河パトロール隊(1937 エドワード・エルマー・スミス レンズマンシリーズ)

スペースオペラ(宇宙を舞台とした冒険活劇SF)のパイオニアにして至高のシリーズ開幕編。 SF沼に引きずり込まれたきっかけになった作品でもある。 時ははるか未来、人類は太陽系、果ては銀河系の知的生命体との邂逅を果たし、彼らとともに一大銀河文明…

アンドロイドお雪(1969)

平井和正の初期単発長編。 近未来世界で、アンドロイドが人間の従僕として日常的に使われ始めた時代、主人公の若い刑事・野坂のもとに一体のアンドロイドがやってきた。 彼女の名はお雪。昔野坂が助けたことのある犯罪者が死ぬ間際に、彼のもとへ行けと雪へ…

南仏プロヴァンスの12か月(1993)

ロンドンのやりて広告マンだった筆者が、奥さんと二人ですべてを引き払い、南仏のプロヴァンスへ移住。 そこでの生活を12のエッセイでつづったもので、当時は爆発的なベストセラーとなり、プロヴァンスブームを巻き起こした。 もう何度も読み返しているが、…

神様はバリにいる(2015)

主人公の祥子(尾野真千子)は日本で仕事がうまくいかず、借金まみれで失意の中バリへ。そこでたまたま出会ったのは、すごいお金持ちで、現地の人ととても仲良くやっていて、でも下品で下世話で汚い服を着てべらんめえ調な関西弁の男、アニキ(堤真一)であ…