観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

狼の紋章(ウルフガイシリーズ)(1971)平井和正

平井和正の日本SF小説。 私立中学校・博徳学園はその名とは裏腹に不良だらけの荒れた学校だが、そこに一人の転校生がやってきた。彼の名は犬神明。不良だらけのこの学園で、どんなに絡まれても音をあげない謎の少年である。 夜の街で不良に絡まれている彼…

火吹き棒

キャンプで焚火をする時に重要なのが、火に酸素を送り込むこと。 今どきは直火(地面でじかに行う焚火)を禁止しているキャンプ場が多く、焚火台の上でやるのが一般的なので、昔のように石でかまどを作って、風の通り道を考慮して、というような気の配り方は…

仮面ライダー剣(ブレイド)(2004)

平成ライダー第5作。今ちょうどYoutubeで無料公開中なので記念に書いておく。 約1万年前、各生命の種の源であるアンデッドたちがバトルファイトを繰り広げ、ヒューマンアンデッドが勝利した。そのおかげで人類は地上の覇者として知能を獲得し、栄華を極めた…

コールマン(Coleman) テント ラウンドスクリーン2ルームハウス

もともと、上州屋の投げ売りで買った特売品のテントを使用していたのだが、夫婦二人でギリギリな広さのインナーテントに、ぺらっぺらで上にかぶせるだけの頼りないフライシートで、使い勝手が悪かった。 それでも15年くらい使っていたのだが、それも年に1~…

どこまでもアジアパー伝(2001)鴨志田譲・西原理恵子

アジアパー伝の続編。 引き続きアジアの各地で、ダラダラと沈没したり、橋田さんにこき使われたりする話がちりばめられている。 序盤ではタイのスラム街にある激安居酒屋で飲んだくれる鴨ちゃんと水商売の女の話。 現地の人からもクズ扱いされており、その立…

アジアパー伝(2000)鴨志田譲・西原理恵子

もともと大学生の頃に西原理恵子のエッセイ漫画にドハマりし、単行本が出るたびに買っていたが、その連れ合いである鴨ちゃんのエッセイ。 一部漫画パートを西原理恵子が書いている。 鴨志田譲は戦場カメラマンに憧れ、アルバイトでためたお金を握りしめてタ…

戦場のピアニスト(2019)

正直、「海の上のピアニスト」と完全に勘違いして観始めて、なんじゃこりゃあ!とびっくりした。 ナチスドイツと迫害されたユダヤ人の話。 シュピルマンはポーランド人のピアノ演奏家。ラジオで自分のピアノを流したりしてそれなりに生計をたて、家族と穏や…

ラストベガス(2014)

モーガン・フリーマン、マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、ケヴィン・クラインという四大俳優が競演する映画。 と言いつつ、ケヴィン・クラインだけはよく知らなかった。 Wikiを観ても知ってる出演映画はないなぁ・・・16歳年下のフィビー・ケイツ…

ドリームハウス(2012)

長年勤めた編集の仕事を辞め、妻と娘二人との時間を過ごすために独立して執筆活動の道を選んだウィル。このために郊外の家を購入し、家族で住み始めたが、娘が窓の外に幽霊を見たと言ったり、謎の男が家の周りをうろついていたりと、不審な出来事が相次ぐ。…

ゼイラム(1991)

大学生だった当時、新宿をなんとなくうろうろしていると、とあるビルのロビーで映画の小道具が展示されていて、それがこの「ゼイラム」だった。 そのままその場所で上映会が始まり、パイプ椅子が並べられていて「どなたでもお気軽にどうぞ」という感じだった…

仮面ライダークウガ(2000)

もう20年前なのか・・・歳を取るわけだわ。 当時、仮面ライダーなんかにはほとんど興味がなかったが、たまたま日曜の朝、暇を持て余してザッピングしている時にこの番組が引っかかった。 これって仮面ライダーだよな?それにしてはずいぶんリアル志向という…

2300年未来への旅(1976)

典型的なディストピア映画。 一時期、土曜の昼下がりのテレ東で何度も何度も放映されていて、そのたびにワクワクして観たのを思い出す。 2200年代の地球。人類はドーム型の都市の中で生活していた。その中では年齢が30歳になると儀式に出て、儀式を経て生ま…

コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST

5~6年前、初めてソロキャンプをやろうと思った時に、真っ先にポチったのがこれ。 バイクでツーリングがてらキャンプをするつもりだったので、商品名に「ツーリング」ってついているこれしかないでしょ、と決め打ちだった。 当時はソロ用のテントというとモ…

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

ソロキャンプをやろうと思う人は必ず一度は買おうと思う小さいバーナー。 一昔前はOD缶用のバーナーが主流だったが、最近はCB缶(カセットコンロ用のボンベ)が使えるバーナーが人気だ。 OD缶を使わなければならないような空気の薄いところでキャンプ…

愛のさかあがり(1987)とり・みき

平凡パンチに連載されていた、漫画家とり・みきのコミックエッセイ。 ミキヲちゃんというキャラクター(ほぼ本人)が主人公で、相方としてタキタくんというおっさんが登場するが、それは近所の書店BOOKSオリーブの店員田北監生という男で実在のとり・みきの…

マイ・インターン(2015)

一時期AmazonプライムビデオでやたらCMを流していたので何となく見た。 ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのビジネスヒューマン映画。 ベンはそれなりな会社で要職についていたが引退してしばらくたつ。 いろいろな趣味を見つけようと頑張ってきたが…

とり眼ひとの眼(1989)とり・みき

漫画家とり・みきのエッセイ集。 エッセイ集と言いつつ、この本のかなりの割合が原田知世で占められている。 当時、とり・みきを含む若手SF業界の関係者の間で、「時をかける少女」という大林宜彦監督作品がめちゃくちゃ流行った時期があり、彼らはみな原…

第二次脱出計画(1988)かんべむさし

徳間書店が月刊誌として発行していたSFアドベンチャーで連載していた半自伝的小説。 主人公はペンネーム「なんのぼうし」。大学で広告研究会に入り、広告業界に入りたい入りたいと学生時代から念じ続けており、なんとか入れる広告代理店に就職したのだが、…

素晴らしき哉、人生!(1946)

ずっと世界を回る冒険の旅に出たいと思っていたジョージ。しかし、まっとうに生きてきた父親の家業である住宅ローンの会社を継ぐことになった。 偏屈ながらも一本筋の通った、人情に篤いジョージは、顧客第一で地道な商売を続けてきた父のやり方を踏襲し、ま…

イエスマン "YES"は人生のパスワード(2009)

ジム・キャリー主演のヒューマンコメディ。 主人公のカールはどちらかというと後ろ向きで偏屈な男。このままでは人生一人ぼっちだと脅され、とあるセミナーに参加する。 そこでは主催者が、人生の選択肢例外なくすべてに「イエス」と言うことを強烈に推奨し…

水滸伝(1983)

梁山泊で民のために戦う英雄たちと、悪徳大臣との戦い。 中国の古典が原作とのことだが、読んだことはない。 この映画も放映当時はやたらとCMやりまくっていたのを覚えているが、劇場では見ていない。 正直ストーリーはグダグダで、いたずらに登場人物たち…

新少林寺(2011)

タイトルから、てっきりリー・リン・チェイ主演の「少林寺」「少林寺2」の続編かと思ったら、ほとんど関係なかった・・・ 1910年代の中国。様々な勢力が相争い、少林寺も巻き込まれていく。 無慈悲な軍人だった主人公はある時改心し、少林寺を守るために立…

少林寺木人拳(1976)

まだ売れる前のジャッキー・チェン主演カンフー映画。 口が利けない主人公は少林寺で下働きしながら修行している。ある時、ふとした拍子に寺のはずれにある洞窟へ入ったところ、中には髪も髭も長く伸びた、汚い衣をまとった囚人が鎖につながれていた。 囚人…

超芸術トマソン(1987)

みなさんも一度や二度、見たことがあるのではないだろうか。 壁の真ん中あたりに扉があり、どう考えても出入りできなさそうなやつ。 もしくは、壁に向かって階段が上がっていき、どこにも行けないやつ。 または、庇(ひさし)だけあって窓が存在しないやつ。…

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(2012)

過去に見ていたが、Youtubeで無料版が出ていたのでついまた最後まで見てしまった。もう8年前なのこれ・・・時がたつのが早すぎる。 仮面ライダーディケイド=門矢司がスーパー戦隊を、ゴーカイレッド=キャプテン・マーベラスが仮面ライダーを、それぞれを滅…

Fight Club(1999)

伝説の有名作品。 ごくごくまっとうな生き方をしていた主人公は、何か足りなくて、深刻な不眠症に悩まされていた。 その足りないものを何とか埋めようと、病気のふりをして自助会にこっそり参加してお互いに励ましあったりして、そしてそれをいっぱい掛け持…

コナン・ザ・バーバリアン(2012)

昔よくBSで「コナン・ザ・グレート」が放映されており、そちらは1980年代にアーノルド・シュワルツェネッガーが主演していたのだが、本作はそのリメイクにあたる、のかな? 戦争に明け暮れていた先史時代。戦場で母の死と引き換えに誕生したコナン。ある時…

トゥルーマン・ショー(1998)

トゥルーマンは明るく正直でまじめな普通のサラリーマン。少しだけ他と違うとすれば、その生活が24時間365日、隠しカメラで撮られて全世界に放映されていること。 そのことに気づかないトゥルーマンは一所懸命人生を生きていくが、そのうち何かおかしいとい…

リトル・フォレスト 冬・春(2015)

「リトル・フォレスト 夏・秋」の続編。小森という山間の集落で生まれ育ったいち子。学生の頃に母が突然家を出て、自身も一度は都会に出るが、うまくいかずに一人小森へ帰ってきた。自分の食べる分を賄うため、畑や田んぼを耕し、山で山菜を摘み、薪を割り、…

あしながおじさん(1912)

知らない人はいない普遍的な作品。 孤児院で育ったジルーシャ・アボットは、その文筆の才能を見込まれ、とある匿名の慈善家の厚意によって、定期的に手紙で報告することを条件に、大学へ進学させてもらえることになった。 一瞬だけ見かけた彼のシルエットか…