主人公は高校卒業後、大学受験に失敗し、どうにでもなれという自暴自棄な気分になっていたが、そんな中見つけたのが林業の1年練習生。チラシの女性(長澤まさみ)が綺麗だったのでつい応募してしまったが、そこは想像以上に過酷な世界だった・・・
原作小説を読んでいないので事実上の初見だが、良くも悪くも染谷将太のキャラに引っ張られているというか、もちろん演技がうまくて引き込まれているのだとは思うが、彼の押しの強さに状況が遠慮していくような感覚。
東京から来た田舎や自然を知らない甘やかされた青年であるはずなのだが、妙にふてぶてしく感じてしまう。
まあでも、それくらいじゃないとやっていけないんだろうなあ、こういうところは。
実際、大けがをする話もよく聞く業界だし、未経験者が行くのは並大抵の苦労ではないのだろうけど、今の仕事に嫌気がさしたりすると、ふと憧れたりするんだよなぁ。