観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

バンブルビー(2018)

 トランスフォーマーのスピンオフ。

オートボット(車に変身する異星機械生命体)のうち一番有名なのはコンボイ(最近では英名そのままのオプティマス・プライム)だが、人気の高い脇役であるバンブルビー(以前の日本名はバンブル)の話。

敵・ディセプティコンと、地球を守るための壮絶な戦いを繰り広げていた中で深手を負ったバンブルビーは、の地球のチャーリーというる少女にかくまわれる。

最初は地球の文化も英語も解さなかったが、チャーリーやラジオを通じて徐々に意思の疎通ができるようになっていく。

敵の斥候や政府機関に見つかったりなどのハプニングがあるが、チャーリーとバンブルビーは息の合ったチームワークで乗り越えていく。

バンブルビーは本編でも自分の声では会話ができず、ラジオから拾ってきた地球人の声をつなぎ合わせることで自分の声とする、という特徴を持っているが、それがなぜなのかが本作でわかるという趣向になっている。

時代は少し前の1980年代。バンブルビーがどうやって今の状態になったかがわかる設定。

正直、トランスフォーマーはがっつり観たことがなく、テレビなどでやっていた映画をつまんで観ただけ。どちらかというと80年代にやっていたアニメ版の方がなじみ深いので、日本の話がハリウッド化されたのかと思っていたが、正確には日本のタカラトミーアメリカのハズブロの共同開発的な作品だということを初めて知った。なるほど。

本作はあまり見たことがない人でもとっつきやすい内容になっており、主人公の女の子がすごくかわいいのでさらに入り込みやすい。

控えめながら協力的なバンブルビーもすごくチャーミング。

そのため、最後に出てくるオプティマスがすごくごっついおじさんに見えてしまうのだが、それはバンブルビーの表情が豊かだと認識していたからにほかならず、うまいことつくったなあと感心した。良作。

バンブルビー (吹替版)

バンブルビー (吹替版)

  • 発売日: 2019/06/26
  • メディア: Prime Video