ルイスは両親を亡くし、叔父のジョナサンに引き取られることになった。長い旅路の末、ジョナサンのうちにたどり着いてみると、その辺の地域では有名な幽霊屋敷。こんなところに住むのか・・・とびくびくしながら家に入るが、ジョナサンはもっとヤバい系のぶっとんだおっさんだった・・・
アメリカ人ってこういう不思議でちょっと怖いお家の話が好きなのかね。こういう話他にもよくあるので、既視感が強い。
ジョナサンは最初悪い奴かと見せておいて、実は自分のルールに忠実なだけでそんなに悪い奴じゃないのだけど、その辺の見せ方がちょっとあいまいで、最後までこいつ信用していいのかよ的な疑問が残ってしまう。見せ方としてはよいのかもしれないけど、ちびっ子が見ていたらずっと不安だろうなぁ。ルイスに感情移入して観ているわけで、ほかに身寄りもない子供が唯一頼るべき叔父のことがだいぶ後になるまで信用できないわけだから。
ただ、ルイスも相当バカというか、ジョナサンからやるなといわれていることをホイホイやってしまうので、結局は悪い魔法使いを復活させてしまうというやらんでええことをやってしまう。この辺が子供向けのストーリーであまり練られていない感じ。
いくら親が亡くなって淋しいといってもなぁ。こういう話の主人公には賢くあってほしいんだよなぁ。
ジョナサンの友人であり微妙な間柄の隣人、ケイト・ブランシェットが綺麗でよい。こんなお隣さんいたらドキドキする。
そして敵役の悪い魔法使いがカイル・マクラクラン。久しぶりに「デューン 砂の惑星」を観たくなってしまった。