観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

マイ・インターン(2015)

一時期AmazonプライムビデオでやたらCMを流していたので何となく見た。

ロバート・デ・ニーロアン・ハサウェイのビジネスヒューマン映画。

ベンはそれなりな会社で要職についていたが引退してしばらくたつ。

いろいろな趣味を見つけようと頑張ってきたが、何をやっても生活に張りが出ない。やはり社会に出なければ、とシニア雇用をしてくれそうな会社に、慣れないビデオ撮影をして動画履歴書を提出する。

ジュールスはファッション通販会社を自力で立ち上げたやり手社長。忙しくも充実した会社生活、最愛の子供に、育児を全面的に買って出てくれている千行主夫の夫とプライベートも充実。しかし仕事が忙しすぎて手が回らなくなっているのも事実であり、同僚からは社外取締役の導入を勧められて気が乗らない様子。

そんな中にシニア雇用枠で入ってきたベンは、ジュールス付きのアシスタントとして勤め始める。

最初は何もやらせるつもりはなく、期待もしていなかったジュールスだが、控えめながら機転が利き仕事も細やかで速いベンに次第に感心するようになっていく。

時にはあまりにも気が利きすぎて疎ましく感じ、彼を遠ざけようともしたが、次第にベンはジュールスにとって、公私ともになくてはならない相手になっていく・・・

おっさんと美人社長が恋愛抜きで仕事のパートナーシップ及び友情を育むという話で、これだけ仕事がそつなくできて人当りもよくて察しがよいおっさんならこうもなるだろう。

Amazonのレビューでも「感動の友情!」みたいなコメントをしている人が相当数いらっしゃって、いい話だなあと確かに思った。

しかし、僕自身が相当なおっさんだから敢えて言うが、こんなパーフェクトなおっさん世の中に存在しないから!

見栄えがよく、おしゃれで、品があり、控えめで、知的で、有能で、察しがよく、(たぶん)臭くない。

アン・ハサウェイのような絶世の美女に友情を感じさせるようなシニアはこれらが完璧でないと無理。

マイ・インターン(字幕版)

マイ・インターン(字幕版)

  • 発売日: 2016/01/13
  • メディア: Prime Video