2300年未来への旅(1976)

典型的なディストピア映画。

一時期、土曜の昼下がりのテレ東で何度も何度も放映されていて、そのたびにワクワクして観たのを思い出す。

2200年代の地球。人類はドーム型の都市の中で生活していた。その中では年齢が30歳になると儀式に出て、儀式を経て生まれ変われると信じられていた。

 ある時、儀式に出るはずだった女性が、その儀式に疑問を持ち、出るのをやめようと逃げ出す。

それを追いかけるはずの警備員だった男性は、いろいろな経緯を経て一緒に都市から逃げ出そうとするが・・・

ドームの中は完全に未来の生活で、機械やロボットがすべての仕事や家事をやってくれて、人間はただやりたいことをやればよい、という状態。

ただ、30歳になると必ず儀式を受けさせられ、それは人口増加を防ぐための姥捨て山であり、殺されてしまう、という管理社会でもあった。

もう30歳などははるか過去に過ぎ去ってしまった身としては大いに恐ろしいわけだが、中盤以降で登場する、外の地上で唯一生き残っていた老人の方によりシンパシーを感じてしまう歳になったなぁ。

ヒロインの近未来っぽい服装と美貌が艶やかで、子供ながらに憧れを持って観ていたものだ。

男の方はこれまた近未来チックなピタピタ衣装なのだが、都市脱出の冒険を繰り広げていくうちに、二人とも服装がボロボロになっていくのがわかりやすい演出でよかった。

しかしこの日本語版のタイトルはもうちょっと何とかならなかったものか。完全に「2001年宇宙の旅」のパクリだよなこれ。

2300年未来への旅(1976) (字幕版)

2300年未来への旅(1976) (字幕版)

  • 発売日: 2015/03/15
  • メディア: Prime Video