観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

コールマン(Coleman) テント ラウンドスクリーン2ルームハウス

もともと、上州屋の投げ売りで買った特売品のテントを使用していたのだが、夫婦二人でギリギリな広さのインナーテントに、ぺらっぺらで上にかぶせるだけの頼りないフライシートで、使い勝手が悪かった。

それでも15年くらい使っていたのだが、それも年に1~2回しかキャンプをしていなかったから。

だんだんキャンプに行く頻度が上がっていくにつれ、満足できなくなって、2014年にこのテントを購入した。

当時はコールマンが大流行しており、このグリーンとベージュのツートンカラーにすごく憧れがあったのと、タープを張るのが面倒で、2ルーム一体型は建ててしまえば寝室も居間も一緒にできてしまって楽だ。

というわけで、ほぼ即決で買ったのだが、それから間もなくしてスノーピークが大流行し、気が付いたら周りはみんなワインレッドとベージュのツートンカラーのスノピのテントを建てており、コールマンのテントはめったに見なくなってしまった。

テントなんて10年は使うものだと思っているが、キャンプ場で見ていると思いのほか流行り廃りが敏感に表れてくる。

頻繁に買い替えをしているのか、それともキャンプをする層が入れ替わっているのか。

流行など追い求めず、自分がいいと思ったものを長く使い込んでいくのが一番かっこよくて理想なのだけど、己を振り返ると流行に流されて、かっこいいと思うものがころころ変わっているのがよくわかる。

実際、今、自分の心に正直になると、NORDISKかテンマクデザインのワンポールテントが欲しい。

ただ、今のテントはまだまだ使えるし、幕としては頑丈。

(ポールは何回か折れたが買い替えた。ポールとは折れるものだ・・・)

なので、もうしばらくはこいつと付き合っていこうと思っている。

こいつのいいところはやはり2ルームであること。タープの場合は天井的に上に張るだけなので、横からの風や雨には弱いし、屋外感がある。

このテントは居間が網戸と幕の二重構造になっており、両方巻き上げることもできるので、熱くて風通しが欲しい時は全部巻き上げ、風が欲しいが虫はよけたい時は網戸、風をよけたりこれから寝るのでプライバシーを確保したい時は幕を全部下す、という使い方ができて非常に重宝する。

一番良いと思うのが強風が吹き荒れている時で、テント+タープであればもうなすすべがないのでテントにこもっているしかないが、こいつの場合はペグダウンさえしっかりしていれば、幕さえおろせば余裕で居間で過ごせる。今まで何度もその危機を乗り越えてきた頼もしい奴である。

困るのは建てるのがめんどくさいこと。AMAZONのレビューを見ると、「建てるのが簡単!」と書いている人が多いが、本当かそれ? 大人二人がかりでおおよそ20分~30分くらいはかかって疲れる。

ポールが12本あるからなぁ。そりゃ時間がかかるわ。

あと、テントとポールの総重量が20kgあるので運ぶのが大変。我が家では自宅にスペースがないので、普段はマンションの地下にあるロッカーに入れているのだが、エレベーターが通っておらず階段しかないので、キャンプの度にこの20kgの塊をえっちらおっちら運び上げ、帰ってきたら運び下す作業が発生して大変な重労働になる。

まあでも、この頑丈なつくりはこの重さあってこそだからな。仕方ないよね。

もうしばらくこいつには活躍してもらわないとなぁ。


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