観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

S&B ゴールデンカレー 中辛

 カレーライスが嫌いという人間にはほとんどお目にかかったことはない。おそらく日本人の9割9分の人間はカレーライスが好きと思われるが、カレー好きの中では様々な細かいこだわりがあふれていることが想像される。

僕のこだわりはこれである。ゴールデンカレーの中辛。それまで様々なカレールーを食してきたが、これにまさるものはない。
一口にカレールーと言っても味わいは様々で、酸味が強いもの、甘みが濃いもの、焦げ感が強いもの、それらのブレンドといろいろある。
その中でゴールデンカレーは特に香辛料の香りとうまみが濃いように感じている。
また、具との相性の幅も非常に広く、肉は牛・豚・鶏どれでも合うし、極端なことを言えば肉がなくてもそれなりにおいしい。
野菜も定番の玉ねぎ・ジャガイモがあれば何の問題もない(人参も、と言いたいところだが齢50にしていまだにニンジンが嫌いなので自分からは入れない)。
特売で別のルーを買っている時は別だが、そうでない場合は極力ゴールデンカレーにするよう妻に言い含めているし、自分がソロキャンプをする時は、昼か夜に必ずこれを食べる。
ゴールデンカレーが食べたいがあまりに、夜のメニューで焼肉やらキムチ鍋やら別のメニューを考えている時は、カレーを昼にずらすのである。
テントの設営が終わったばかりで結構疲れているところで昼ごはんにカレーを作るのは相当骨なのだが、ゴールデンカレーを食えると思えばもうひと頑張りできるというものである。
なお、辛口も試したことがあるのだが、僕には大分辛すぎた。
夏のソロキャンプで作ってしまったので逃げ場がなく、大量の汗をかきヒイヒイ言いながら食べた記憶がある。おいしかったけど辛かった。

子供のころから長いことこれを贔屓にしていたというわけではない。まあそれでも10年以上前ではあるが、とある翻訳サイトで、米国AMAZONの評価がめちゃくちゃ高い日本のカレールーの口コミ、という記事を読んだところ、そこで取り上げられていたのがこの製品だった。アメリカさんたちはこぞってゴールデンカレーを称賛しており、そこまで言うなら本当かどうか確かめてやろうじゃないかと食べてみたらバカうまだった。
カレールーは日本独自の文化と鼻息を荒くしたいところだが、実は海外の方から教えていただいたわけで、平身低頭するのみ。
まあでも人生に潤いを与えてもらえたわけで、ひたすら感謝である。

S&B ゴールデンカレー中辛 198g

S&B ゴールデンカレー中辛 198g

  • メディア: 食品&飲料