ぐらんぶる(2020)

コミック原作で、アニメ化もされた。本作は実写映画。アニメは見てコミックは読んでいないが、なんとなく観てみた。

離島にある大学へ進学し、親戚のうちに居候することになった伊織。彼はバラ色の大学生活を夢見てこの島へやってきたが、なぜか何の記憶もないままキャンパスの真っただ中で全裸の状態で目覚める。伊織はいつのまにかダイビングサークルに所属することになっており、なんということはなくお世話になるおじさんの経営しているダイビングショップを起点としたサークルに入っただけなのだが、そこには美人になった幼馴染の従妹姉妹や死ぬまで飲ませてくるムキムキの先輩たち、ダイナマイトボディでバイセクシャルなおねーさんなど、個性の強い人たちに囲まれた、想像もしていなかった刺激的な大学生活を送ることになった・・・

あまり理屈で見る映画ではない。シチュエーションコメディの中に青春ドラマもちりばめられているよくある話なのだが、とにかく主人公たちが全裸で何かしているシーンが盛りだくさんで、おおよそ半分くらいは全裸なのではと思わせるくらい。
全くその気はないおっさんが見ても、この俳優たちのスレンダーでありながら筋肉のついた体は美しいなぁ、とほれぼれしてしまう。
女性にはない裸の美しさが若い男性にはあるなぁ。
演出は極めてしつこく、繰り返し何度も何度も同じような盛り上げ方をするので最初から食傷する人も多いと思うが、とにかく俳優たちが生き生きしていてみな美形。
主演の竜星涼は「獣電戦隊キョウリュウジャー」でキョウリュウレッド、耕平役の犬飼貴丈は仮面ライダービルドだったし、先輩の中には仮面ライダーOOO(オーズ)で仮面ライダーバースをやっていた岩永洋昭がいる。
女性陣も全員極めつけの美人ばかりだし、これは愛でる映画だなぁと改めて思った。

そして、俳優陣が体当たりで演じているダイビングのシーンがとにかくすごい。これまでこんなドキドキしながらダイビングをしている映像を見たのは初めて。
演じつつも一所懸命ダイビングをやりとげようとしている純粋な気持ちがグッと伝わってきて、おっさんはそれだけでちょっと泣きそうになった。
ギャグはちょっと冴えないなぁと思うが、そんな100点を目指す映画ではなく、パッションを味わうべきなのでそれで良し。