オブリビオン(2013)

オール・ユー・ニード・イズ・キル」をアマプラで見ていたら関連映画としてあがってきたのでついでに観た。しかしトム・クルーズはなにげにSF映画の出演が多いな~。

西暦2070年代。異星人スカヴからの侵略を食い止めたものの、核の使用によって荒廃してしまった地球。人類は土星の衛星であるタイタンへ移住していたが、ただ二人、ジャックとヴィクトリアのカップルは、スカヴ残党を退治するため、地球に残っていた。
ある時、ジャックは地球へ墜落してきた宇宙船を捕捉。中からいくつかのコールドスリープカプセルが射出されていたが、なぜか地球を守るはずのドローンがカプセルを攻撃。やっとの思いでドローンを止め、一人だけ救出に成功する。
生き残った女性、ジュリアはジャックを知っているような口ぶりであり、ジャックも記憶の断片の中にジュリアの面影を見るが、詳しくは思い出せない。
そんな中、ジャックとジュリアはスカヴに捉えられるが、実は彼らももまた人類であり、実はタイタンに移住した人類などおらず、ジャックやヴィクトリアが従っていた、宇宙ステーションにいる上司「テット」という物体こそが人類の敵であることを知らされる。
マルコムに真偽を確かめるよう送り出されたジャックとジュリアは、ジャックとうり二つのもう一人のジャックを発見する。ジャックとヴィクトリアは大量に生産されたクローンであり、地球に残るスカヴ=残存する人類を抹殺するためにテットの手先として利用されていることを知るのだった。
そしてジャック・ジュリアとスカヴは協力し、テットへ戦いを挑む・・・

ストーリーはだいぶ違うが、はるか昔幼少のみぎりにテレ東で見た「2300年未来への旅」を思い出した。あれも若いカップルが外世界で旧人類と遭遇し、世界の真実を知る話だったなぁ。
しかし敵が異世界生命とはいえ、洗脳や記憶操作がアリになってしまうと話として何でもありになってしまうのが無常感ありすぎて哀愁が漂う。主人公のジャックはまだ真実に気付けたからよいが、そうではない他のジャック及びヴィクトリアの皆さんが不憫でならない。
また、「実はあなたの妻よ」というセリフは今まで映画や小説で何度見たり聞いたりしたことか。萌えシチュエーションなんだろうな。
そしてドローン。こいつ本当に強くて怖いわ。この無人殺人機械という概念はずっと昔からあるわけだが、ためらいや情けがないのに人の命を奪う力を持つ存在というのは本当に恐ろしい。もういつでも現実の世界で実践投入されそうなイメージだが、実際には厳しい「ロボット三原則」的な禁足事項が設けられない限りは、味方が殺されそうで危なくて使い物にならないだろう。と思いたい。
しかし最後のオチなぁ。みんなこれで納得するのかなぁ?
正直釈然としなかったのだが・・・ハリウッドこういうの好きだねぇ。