アメイジング・スパイダーマン(2012)

なんとなくアマプラを眺めていたところ、スパイダーマンがいろいろ見放題対象になっているのに気がついたのだが、これまでそんなにきっちり興味を持って観たことがなく、記憶も朧気であることが判明。
少しだけ調べたところ、
サム・ライミ版初期3部作 全部観た
アメイジングスパイダーマン2作 なぜか2作目だけ観てた
・MCU版3作 なぜか1作目だけ観てた
という状態。なんでこんな歯抜け状態で観てたんだ・・・
復習も含め、アメイジング~から見直すことにした。
いろいろ細かいことを言えばアヴェンジャーズ系は全部観とけ的なことがあるようなのだが、ニワカなので基本的なことだけ抑えよう。

初期作と共通なのは、
 主人公がピーター・パーカー
 高校生
 育ての親ベンおじさんを自分のミスで強盗に殺され、スパイダーマンになることを決意
 蜘蛛に咬まれてスパイダーマン
 オタク気質の陰キャ
あたりかな(ほかにもいっぱいあると思うが、素人が気がついた主な点ということでご容赦を)。
彼女となるヒロインは初期作(MJ)とは別の子でグウェン。どっちもコミック由来であるようだ。
敵(ヴィラン)ももちろん別で、オズコープ社の研究者・コナーズ博士が作った遺伝子的な何やらの注射で変身したリザードマン。

初期作はかなりお気に入りだったのだが、それは主人公のトビー・マグワイアがあまりハンサムではなくあか抜けておらず、いい感じにオタクっぽいなよっとした青年であり、生真面目で話下手な感じだから。
本作主演のアンドリュー・ガーフィールドは残念ながら(?)結構イケメンで、ペラペラまくしたてる感じなので違和感を感じてしまった。
もっとも、初期作も3作目あたりからペラペラしゃべる系へシフトしていったようなので、どうもコミック版がそういう設定で、そちらに寄せていった結果なのかもしれない。
これも個人的な偏見だが、アメコミはマッチョで男らしく陽キャなイメージが強いので、その正反対の人物像が石ノ森主人公感が出ていてとてもよかったため、劇場版スパイダーマンが面白く感じるのだと我ながら思う。
ただ、本作もよく観ていくと、やはりピーターらしくいろいろと葛藤したり悩んだりしているシーンが多く、そうそうそれだよそれ!と膝をポンと打ちたくなった。
やっぱりスパイダーマンはこうだよな~。
当然のことながらキャストが異なるので全く同じピーターにはできないわけだが、周囲の期待やプレッシャーの中で、アンドリュー・ガーフィールドはよく頑張った。えらい!
また、今作では失踪をとげたピーターの両親がストーリーの肝になっていて、泣かせてくれるネタの一つとなっているのも、アンドリュー=ピーターの深みをうまく演出している。

アクションシーンは初期作と比べて格段によくなっており、目まぐるしいほどのスピードで、予算を考えずぶっとばしていく疾走感が心地よい。糸を使って移動することもあり、「進撃の巨人」と近いかなと思ったり。

しかし、ヴィランリザードマンがなぁ。めっちゃ強いんだけど地味。なんでリザードマンにした?もうちょっと派手めな敵キャラにしてほしかったなぁ。