アメイジング・スパイダーマン2(2014)

アンドリュー・ガーフィールド主演版の2作目。

ピーターは恋人グウェンとの日常を満喫しつつ、スパイダーマンとしての活動を続けていた。
彼の脳裏にあるのはグウェンの父親からの願いである指示でもある「グウェンに近づくな」。スパイダーマンには今後強大な敵が現れる可能性が高く、その関係が知れれば命が危険にさらされるのは必至だった。
愛するグウェンとの関係を断つのは難しく、さりとて彼女の命が最優先であることは間違いなく、ピーターは葛藤する。
苦しむ彼を見て、グウェンは自分から別れを切り出すのだった。
一方、父親の死によりオズコープ社を継いだ、ピーターの旧友ハリーは、自分も父親と同じ早逝の血が流れていることを知り恐怖する。
スパイダーマンの血があればそれを回避できると信じたハリーは、スパイダーマンと知己を結んでいると思われるピーターに、間を取り持つよう依頼する。
最初は固辞していたピーターだったが、苦しむハリーを見かね、スパイダーマンとしてハリーに会いに行く。しかし、ピーターはコナーズ博士の例から危険と判断し、血を渡すことを拒否。ハリーはスパイダーマンを憎むようになる。
一方、オズコープ社で電気技師として働くマックスは、冴えない風貌に口下手で周りから軽んぜられ、鬱屈した毎日を送っていたが、スパイダーマンに声をかけられることで彼を親友とみなすようになる。そしてオズコープ社で不慮の事故にあい、電気ウナギのパワーを身に着けた電気人間エレクトロへと変貌するのだった・・・

なんというか、いろいろ行き違いが多すぎて悲しくなる。グウェンともよく話し合えばもうちょっといい関係が続けられたろうし、ハリーにも懇切丁寧に事情を説明すればわかってもらえたかもしれず、仮にそれでも実行するなら本人の責任でやらせれば良かったろう。マックスだけまあ如何ともしがたいが、それでももうちょっと周りがうまくコミュニケーションをとっていたらなあ。でもこれがアメリカの人間関係の現実なのかもしれない。

一方、特撮映像の方は前作からさらに進化しており、特にエレクトロの電撃描写とさらにスピードアップした立体機動兵器的なスパイダーマンの動きは素晴らしい。もうほとんど空飛んでるじゃん。これ、4DXで観たかったなぁ。
最後ハリーのヴィラン化があわただしい感じなのは時間が足りなかったからだろうか。もうちょっとしっかり時間を取ってスパイダーマンとの戦いを描いてもよかった。

ラストの展開はちょっとそりゃないだろう、という感じなのだが、コミックの原作通りらしいなので仕方がない。そのあとも話が続く前提だろうし。
ただ、このシリーズとしては本作で打ち切りになってしまったようで、ちょっと残念。