観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム(2019)

引き続き劇場版スパイダーマン学習の一環でアマプラで観た。

アベンジャーズ/エンドゲーム」の戦いから8か月後。スパイダーマン=ピーターは、学校の企画でヨーロッパ修学旅行に参加していた。
そこで片思い中のMJに告白することを決意するが、気負ってなかなか思うようにいかない。また、クラスメートのイケメン・ブラッドもMJに気があるようで、ピーターとしては気が気ではない。
そんな中、ピーターはフューリーから呼び出しを受けるも、旅行最優先のため無視し続ける。
ヴェネツィアについた一行は、早々に水の怪物に襲われるが、球体でガラス状の頭を持ち、両手から緑の怪光線を放つ男に助けられた。
その夜、ヒューリーから招集されたピーターは、彼が別の次元の地球からやってきたミステリオことベックであり、土・水・火・風の属性を持つ怪物・エレメンタルとの戦いにおいて共闘することを聞かされた。
ピーターはヒューリーから、トニー・スタークが遺した、人工知能が内蔵されたサングラスを渡される。その人工知能人工衛星に指示を出してドローンを射出し、様々な攻撃をも可能にするハイテク機器であった。
トニー・スタークから重責を託されたものの自分の未熟さに戸惑うピーターは、ベックは自分と違い成熟した大人のヒーローであり、サングラス持つにふさわしいと渡してしまうが、実はベックは異次元の戦士などではなく、以前スターク社に雇われていたものの、トニーに認められなかったり解雇されたりした恨みを持つ技術者や研究者グループのリーダーで、ミステリオはその恨みを晴らすためホログラム技術で作り出したまやかしのヒーローであった。
ピーターはサングラスを奪うための策略にまんまとハマってしまったのだった。
MJと二人きりになったピーターは、いよいよ告白しようとしたところでMJに気勢を制され、ピーターがスパイダーマンではないかと問われてしまう。
不意を突かれたピーターは認めざるを得なかったが、彼女が持っていたホログラム装置の残骸から、ベックが黒幕であることに気づいたピーターはヒューリーに真相を伝えようとするが、それはヒューリーではなくホログラムで化けたベックであり、戦闘の末、ピーターは高速鉄道に跳ねられてしまう。
なんとか電車に張り付き、中に潜り込んだところで気を失ったピーターは気がつくとオランダに到着していたが、そこへ助けに来たハッピーに鼓舞され、新たなスパイダースーツを作って決戦の地・ロンドンへ向かう・・・

トム・ホランド版のスパイダーマンシリーズは原則アベンジャーズの一環なので、アベンジャーズの劇場版を観ていないとわからないネタが多い。
この話の前の「アベンジャーズ/エンドゲーム」であれこれあったらしいのだが、観てないのでわからず。
また、本作はトニー・スタークが残したドローン兵器がキーになっており、ともするとそちらの演出が派手になってスパイダーマンがなおざりになりがちだが、そこはうまいこと見せ場を作って活躍させているのはさすが。
このMJ役のゼンデイヤ、「ホームカミング」の時は単なる不思議ちゃんだったのに、綺麗どころという見せられ方をするとちゃんと綺麗だな~。
現実世界でもトム・ホランドと交際中とのことで、ファンとしてはうれしい限りだろう。
また、クラスメイトでピーターのライバルであるブラッドがとにかくかわいそう。こいつ何も悪いことしてないのに(いや、ピーターがズボン脱いでる写真を無断で撮ったか・・・)。
そして、ピーターの親友であるネッドと両想いになるベティ=アンガーリー・ライスがとてもかわいい。ネッドのリア充っぷりというか行動力がすごくて尊敬する。

最後、ニューヨークの街中であれこれあり、次作への引きで終わる。
次も観よう。