原作コミックとアニメの方はずっと見ているのだが、実写映画は最初の「キングダム」を見たっきりであったことに今更ながら気が付いて、アマプラで観た。
紀元前3世紀、中国の戦国春秋時代末期では500年の戦乱が続き、人々は疲弊していた。その中、西の大国「秦」の第31代大王であり、のちの始皇帝・嬴政のもとに刺客が送り込まれた。あわやという時、嬴政と冒険を繰り広げた奴隷上がりの少年・信が刺客を撃退する。
そこへ、魏の侵攻の方が告げられた。
戦場となった蛇甘平原で、信は初めて軍隊に所属し剣を握る。秦の歩兵は伍という5人組でチームを組み、敵とあたる。信は幼馴染である尾平・尾到、弱そうだがベテランで知識豊富な澤圭、そして小柄で謎の白装束の羌瘣と伍を組み、進軍する。
千人将・縛虎申は歩兵に突撃を命じ、信たちは孤軍奮闘しつつも戦果を挙げるが、歩兵全体は壊滅的なダメージを受ける。
夜闇に乗じて逃げようとするが追手は厳しく、信と羌瘣がしんがりを務め、他を逃がすが、二人は逃げるため崖から落ちる。
追っ手を撒き、羌瘣は信の手当てをしつつ、信に乞われ身の上話をする。羌瘣は呪われた暗殺集団の出身であり、姉の仇を探すため軍に入ったのだった。
翌日、軍に合流した信たちは縛虎申たちと共に魏の軍営が占拠する丘へ迫り、縛虎申は相打ちで副将・宮元を討つ。
丘の裏を見た信たちは、魏の大群が控えていることに絶望するが、そこへ秦の将軍・王騎が現れ、信に馬を貸す。
信は将軍・麃公と共に本軍へ突撃する・・・
コミックでずっと先まで読んでいるのでおおよそのストーリーはあらかじめわかっている状態で観た。原作とはあちこち改変されているが、目くじらを立てるようなものではなく、よくコンパクトにまとめたなぁという印象。
やはり映像と音響の迫力がすごい。うちはまだ旧型の42インチフルHDの液晶テレビなのだが、こういうのを観ると買い替えたくなってしまう。音響はサウンドバーのおかげで抜群だった。
キャスティングが原作に配慮されており、だいぶ寄せている印象。
嬴政:吉沢亮、河了貂:橋本環奈、羌瘣:清野菜名、壁:満島真之介 など枚挙にいとまがないが、メイクも含めてよく世界観を再現したなぁと感心することしきり。
一番寄ってないのは信かもしれない。山﨑賢人がイケメンすぎてねぇ。
あと、騰は金髪碧眼なんだと思い込んでいたのだが、要潤だった。似合ってたけどね。勝手に期待してしまっていたね。
原作では人がむごたらしく大量に殺されていくシーンを丁寧に執拗に描いており、そのまま映像にしたらスプラッターになってしまうのは間違いないのだが、迫力を出しつつその辺を加減して見せるという無理難題をうまく反映していたと思う。
戦車隊に対抗するために死体を積み上げて防壁を作るシーンなど、さらっと流れていたが大変な知恵と工夫が盛り込まれている。
このあと作品は「キングダム 運命の炎」「キングダム 大将軍の帰還」と続き、「大将軍~」はまさに3日前に封切りしたばかり。時間があったら「運命の炎」を有料配信で見て、「大将軍~」は映画館に観に行きたいな~。
