観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

キングダム 運命の炎(2023)

Huluで視聴。

紀元前3世紀、中国春秋時代。500年にわたり戦乱の世が続く。戦災孤児で下僕だった信は、新国王・嬴政と出会い、剣の力で大将軍になる夢へ向かって突き進んでいる。
突如申告への侵攻を開始した趙。秦の将軍・王騎は嬴政に対し、中華統一の意図を改めて問う。
嬴政は趙で生まれ、秦人への恨みをぶつけられる過酷な少年であったが、秦国伝説の王である昭王が倒れた後、父親が王太子として擁せられたため、闇商人・紫夏の決死の助力により王位継承者として秦へたどり着いた。
その思いに応えるため中華統一を目指す、という嬴政の想いを陰で聞いていた信は、改めて闘志を燃やすのだった。
趙軍と相対した王騎は、信の率いる百人隊に「飛信隊」という名を授け、左軍にいる敵の将軍を抹殺すべしと命を下す。
信たちは決死の覚悟で敵陣へ侵入していくのだった。

コミックでだいぶ先まで読んでしまっているので、ストーリーはおおよそ頭に入っており、あとはどう映像化したのかが気になるだけな感じ。
ただ、安心して映像を観ていられるのは、変な改変や省略が行われておらず、ストーリー及びキャスティングが原作を忠実になぞっているからで、その点は賞賛に値すると思う。
特にキャスティングは素晴らしい。衣装やメイクの力も大きいし、俳優各氏の尽力によるところ大だと思うが、嬴政はもちろんのこと、河了貂や羌瘣、呂不韋一派など、前作に引き続き再現度が半端なくてものすごく感動する。
俳優陣は有名どころをふんだんに配置しており豪華で贅沢。今後さらに名のある武将たちがいっぱい出てくることを思うと、次章の人材を早くも心配してしまうほど。
むしろ山崎健人の信がイケメンすぎてねぇ。もうちょっと野暮ったい感じが欲しいが、でもすごく頑張っている。
竜川の佳久創はキングオージャーからのキャストで胸アツだった。
謄って、イメージの中では西洋人っぽかったのだが、要潤なんですけど。まああってたけどね。
過去作では本郷奏多の成蟜が一番感動したので、またがっつり出ているところを見たいなぁ。
本作では、だいぶ端折られてはいるものの、嬴政の趙から秦への逃亡劇にかなりの尺を割いている。個人的にはここはそんなにがっつり触れずに趙との戦いに時間を割いてほしかった。まあ、このパートは紫夏・杏がもう一人の主役なので、ある程度の時間をかける必要があったというところだろう。
そのため、映画というよりドラマとして複数の話をまとめて観ているようで、映画一本と考えると大作感が薄いのは否めない。映像や音響は大迫力で見ごたえ十分だと思うが。
本作のラストはあのすごい人との接近遭遇で終わっているので、続きはとても気になる。まあでも、配信待ちかな。
しかしこのストーリーの進み具合、仮に劇場版を作り続けるとすると、合従軍との戦いあたりまで描こうとすると映画が何本必要になるだろう。気が遠くなるな~。