ラストベガス(2014)

 モーガン・フリーマンマイケル・ダグラスロバート・デ・ニーロケヴィン・クラインという四大俳優が競演する映画。

と言いつつ、ケヴィン・クラインだけはよく知らなかった。

Wikiを観ても知ってる出演映画はないなぁ・・・16歳年下のフィビー・ケイツと結婚して子供もいるとな。

フィビー・ケイツは学生の頃、ハリウッドでは珍しくかわいい系の女優として当時の日本で絶大な人気を誇っていた。なつかし~。ケヴィンうらやましいぜ。

それはそれとして、本作は幼馴染で親友の四人組が、それぞれの人生を歩みいい年になった現在、ビリー(マイケル・ダグラス)が若い娘と結婚するというので、ラスベガスで派手なバチェラー・パーティーをやるためにみんなで行くことになった。

しかし、パディ(ロバート・デ・ニーロ)だけは浮かない顔をしており、不承不承感を隠さない。

彼は自分の最愛の妻の葬儀に、幼いころ彼女を取り合った因縁のあるビリーが顔を見せなかったことを今でも恨んでいるのだった。

アーチーがカジノで大勝ちした金を元手に皆でバカ騒ぎをして、次第にパディの気分も晴れていくが、四人の前に美人の歌手が現れたことで、またパディとビリーの関係が悪くなってしまう・・・

男という生き物が基本的にはどんなに年をとってもガキっぽいということを言いたい映画、ということに尽きる。

ものすごくよくわかるし、やっぱりそれって世界共通なんだなぁと。

どんなに偉くなっても金を稼いでもいい女を侍らせていても、男はガキ。

それがいいと言っているわけではない。大人げなくてアホで理性的でなくてすぐムキになり聞き分けが悪い。

ただ、そういうガキの部分がないと、ストレスフルな競争社会を生き抜いたり、逆風にめげず新しいものを発明したりするパワーが得られないのもまた事実。

フロイトはそれをリビドーと呼んだが、そういうアホな力の源泉が男にはあるなあということを再確認させてくれる作品。

しかしバチェラー・パーティーってほんとにアメリカ人よくやってんのか?

確かに映画やドラマではよく観るけど・・・普通に問題になりそうな気が。

そして、こんな幼馴染から続く親友グループがいるなんていいなあ。

友達少ない勢から見ると羨ましい。

ラストベガス(字幕版)

ラストベガス(字幕版)

  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: Prime Video
 

 

ドリームハウス(2012)

長年勤めた編集の仕事を辞め、妻と娘二人との時間を過ごすために独立して執筆活動の道を選んだウィル。
このために郊外の家を購入し、家族で住み始めたが、娘が窓の外に幽霊を見たと言ったり、謎の男が家の周りをうろついていたりと、不審な出来事が相次ぐ。
ある日、物音に気付いたウィルがほとんど使っていない地下室へ入ってみると、若者たちが集まり儀式を開いていた。
逃げる若者の一人を捕まえ理由を尋ねたところ、この家では5年前に一家惨殺事件が起き、主人が妻と子供を中で殺したらしい。
犯人と思われるピーター・フォードは構成者施設にいることをつかんだウィルはピーターに会いに行くが、そこで衝撃の事実を知ることになる・・・
たまたまこの映画をプライムビデオで見かけた時、あれ?これってレイチェル・ワイズだったっけ?と気になり(ハムナプトラで彼女の大ファンになっていたので)、軽い気持ちでwikiを検索してしまったのだが、ものすごいモロばれな記載が最初の方にあって、あ~!やっちまった~!と久々に大後悔した(泣)。
といってもこのネタバレは中盤まででしかなく、その後まだどんでん返しがあるのだが、それにしてもなぁ。
多少主人公の運命は上向くのだが、ハッピーエンドには程遠い。
これを映画館で見たら多分怒ると思う。
なにより、同じ娘を持つ身として、娘を自分の手で殺してしまうというストーリーがかなりきつい。
三大俳優(ダニエル・クレイグナオミ・ワッツレイチェル・ワイズ)の競演、的な触れ込みだったのだが、話の内容はえらく地味だった。
最後はファンタジー系に行くのかなぁと思っていたら、案外現実的な風呂敷の畳み方をしていたな。
伏線をちゃんと全部回収してくれたのはよかった。
とりあえず、改めてハムナプトラをもう一度見直そう。

 

ドリームハウス (字幕版)

ドリームハウス (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

ゼイラム(1991)

 大学生だった当時、新宿をなんとなくうろうろしていると、とあるビルのロビーで映画の小道具が展示されていて、それがこの「ゼイラム」だった。

そのままその場所で上映会が始まり、パイプ椅子が並べられていて「どなたでもお気軽にどうぞ」という感じだったので、10分だけ見ていこうかと腰を下ろしたところ、あまりに面白くて最後まで見てしまったのを思い出す。

今ではビッグシリーズとなった特撮<牙狼-GARO->の監督である雨宮慶太の映画デビュー作品。

賞金稼ぎの女性イリヤは、逃げ出した太古の生物兵器ゼイラムを追って地球に潜入していた。地球の文化レベルでは星間文明の存在を一切知らせてはならないため、ひっそりと目立たないようにしながら、ゼイラムに罠をかけて捕獲しようとする。

そこへひょんなことから電気工員の神谷と鉄平が巻き込まれてしまい、ゾーンと呼ばれる異空間でゼイラムに相対することになり・・・

のちに牙狼で開花する発想の素がすでにこの映画には詰め込まれており、低予算ではあるものの満載のアイデアで息もつかせぬ展開に最後まで引き込まれる。

ゼイラムやその部下の生命体たちが基本ヌルヌルベトベトな生物だったり、採取した遺伝子(神谷の肉片)から部下を作ろうとするが弱くて使い物にならなかったり、イリアの携行品の中にバカでかいゴキブリの幼虫みたいな食べ物が入って鉄平がかぶりついて食べてしまったり、イリアの髪飾りが牙狼の綱牙が身に着けているものとそっくりだったり、今見ても印象深いシーンが盛りだくさん。

小道具のこだわり方がとにかくよい。武器やパワードスーツの造形がカッコよく機能美にあふれている。特に武器は冒頭の展示で生で見ることができたのは幸運だった。

アクションもこだわり抜いており、ゆっくりとした殺陣的な子供向け特撮とは違う、素早く力強い戦闘シーンは見ていてほれぼれする。

また、イリアを演じた森山祐子の美しいこと。ひたすら強く冷静で苛烈なバウンティハンターなのだが、その冷徹な視線にゾクゾクしてしまう。

その後雨宮作品にはよく出てくる蛍雪次朗の演技もよい。牙狼では礼儀正しく情に厚い冴島家の執事を好演しているが、こういう荒っぽい演技の方が彼の本分である気がする。

そしてゼイラム本当にしぶといわ。初めて見たときは「まだ終わらないのか」「まだ続くのか」と、鉄平や神谷の気持ちになり切ってビクビクしながら観たのを思い出すが、これがたった97分で表現されているとは信じがたい。それだけいろんな要素が詰め込まれた映画なのだろう。

ゼイラム

ゼイラム

  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: Prime Video
 

 

仮面ライダークウガ(2000)

 もう20年前なのか・・・歳を取るわけだわ。

当時、仮面ライダーなんかにはほとんど興味がなかったが、たまたま日曜の朝、暇を持て余してザッピングしている時にこの番組が引っかかった。

これって仮面ライダーだよな?それにしてはずいぶんリアル志向というか、大人向けのドラマになってるけど・・・

そう思って観始めたのがおそらく5話から10話の間くらい、だったと思う。

そのあとすっかりはまってしまい、まさか20年もの間シリーズを見守り続けることになるとは夢にも思わなかったが、本作は「平成ライダーシリーズ」と呼ばれる新シリーズの一番最初の仮面ライダーである。

「完全新生」を謳った本作は、一話完結の子供向け特撮番組であることをやめ、完全に大人向けのストーリーへ舵を切った。

とある山中で起こった、不可思議な殺人事件。そこで見つかった古代遺跡から、主人公・五代雄介はベルトのようなものを手に入れる。

突如現れた謎の怪人が街の人を襲う。その時、五代の脳裏に古代の戦士・クウガが怪人・グロンギと戦い圧倒するビジョンが見えたのだった。そしてベルトの力でクウガに変身する五代・・・

本作で特徴的なポイントがいくつかあるが、まずはライダーは改造人間ではなく、古代文明の戦士であるという点。

ベルトを継承するとその戦士になることができる。

また、ライダーは所在のはっきりしている一般人で、警視庁と連携を組み、グロンギと戦っていくというスタイル。

特に当初からかかわりのあった刑事・一条は陰に日なたに五代をサポートしていく。

警察と共闘するライダーというのはたぶん初めてだろう。

ただ一緒に戦うだけではなく、ライダー用のバイクや武器も警視庁から提供されており、手厚い保護を受けている。

また、警察内でのグロンギ対策本部の会議シーンが延々と流れたりするのも、臨場感を増すのに大いに役立ったが、お子さんは見ていても退屈だったろう。

ちなみに警察内や世間ではクウガのことを未確認生命体4号と呼んでおり、これはほかのグロンギたちと区別がつかないため、わけのわからないやつ4人目、という意味でつけられている。

小さな子が「まだ4号出てこないのかなぁ」などと言っているのはなかなかシュールで、でも現実的にはこうだよなぁと納得させられる。

ベルトの力は五代の体に食い込んでおり、病院でレントゲンを撮ったりして「ベルトがずいぶん体に侵食しているようだ」みたいな話をしたりするのもそれっぽくてよろしい。

次に、ライダーがフォームチェンジする点。

昭和時代のライダーは原則ライダーの色や形が変わることはなかったが、クウガではマイティーフォーム・ドラゴンフォーム・ペガサスフォームなど、能力特化型のライダーへ色と形と能力が変化する。

また、雷の力が加わってライジングマイティ、のような進化型もあったりする・

このフォームチェンジが後世のライダーに重大な影響を与えており、平成ライダーはほぼ例外なくフォームチェンジをすることになったので、フィギュア業界は大いににぎわった。

あと、主演のオダギリ・ジョー、そして一条役の葛山信吾のイケメンぶりが際立ち、「イケメンヒーロー」の走りとなったことで、ファン層が子供および大きなお友だち(=おっさん)だけではなく、子供のママたちがそのまま取り込まれるという現象を引き起こし、これが仮面ライダーおよびスーパー戦隊の大きな潮流となっていったことで、ライダーと戦隊は若い俳優たちの登竜門としての位置を確立するのだった。

特にオダギリ・ジョー演じる五代雄介は、天真爛漫で人を思いやる気持ちにあふれた好人物で、「癒し系ライダー」などとも呼ばれていた。

女性陣も好演が目立つ。五代の親友で古代文明の研究を行う大学院生で、クウガである五代をサポートする沢渡桜子を演じる村田和美はその後グラビアアイドルとして活躍したし、五代の妹・五代みのりを演じた葵 若菜もキュートなかわいらしさで花を添えた。

警察の研究開発部門勤務の榎田役・水島かおりや、グロンギ側の通称・バラのタトゥーの女=七森美江の美しさも際立っていた。

そして、敵側の複雑な設定。

本作の敵である怪人は、古代文明を作り上げた人類・リントの天敵であった超生物グロンギであり、彼らの存在理由はただ一つ、リントを殺すこと。

リントをいかにして、どれだけの数を殺すかというゲーム=ゲゲルを行っており、彼らなりの複雑なルールにのっとってリント=現代の人類を殺していく。

また、グロンギの中にも階級があり、ズ集団・メ集団・ゴ集団など、能力と実績によって上位階級へ上がっていく。

ちなみに上位階級になればなるほど、体内に保持しているエネルギーはすさまじく、上位の者をクウガが倒すと大変な爆発が起こり、あたり一帯を吹き飛ばしてしまうほどで、一条から支持されてグロンギ無人地帯に誘導してから倒すなど、場所も選ぶ配慮が必要だった。

ちなみに作中ではグロンギグロンギ語を話していることが多く、観ている視聴者は彼らが何を言っているかさっぱりわからない(だんだん徐々に人間界に慣れてきて、日本語を片言でしゃべるグロンギがちょこちょこ出てくるが)。

わからないが、雰囲気でだいたい理解はできるので、異界の言葉を使う異形の怪人感がより増している。

最近のライダーでは人死にが出ることはほとんどないのだが、このクウガでは容赦なく人が殺されており、おそらくライダー史上でもっとも民間人が殺されたのではないだろうか。

これらのリアルな設定、特に警察組織と一緒に戦うライダー、というシチュエーションにしびれまくって、一気に仮面ライダーファンになってしまった。

普通の良くできたドラマとして観ることができるので、特撮に興味がない人にもぜひ見てほしい。

 

仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]
 

 

 

2300年未来への旅(1976)

典型的なディストピア映画。

一時期、土曜の昼下がりのテレ東で何度も何度も放映されていて、そのたびにワクワクして観たのを思い出す。

2200年代の地球。人類はドーム型の都市の中で生活していた。その中では年齢が30歳になると儀式に出て、儀式を経て生まれ変われると信じられていた。

 ある時、儀式に出るはずだった女性が、その儀式に疑問を持ち、出るのをやめようと逃げ出す。

それを追いかけるはずの警備員だった男性は、いろいろな経緯を経て一緒に都市から逃げ出そうとするが・・・

ドームの中は完全に未来の生活で、機械やロボットがすべての仕事や家事をやってくれて、人間はただやりたいことをやればよい、という状態。

ただ、30歳になると必ず儀式を受けさせられ、それは人口増加を防ぐための姥捨て山として殺してしまうため、という管理社会でもあった。

もう30歳などははるか過去に過ぎ去ってしまった身としては大いに恐ろしいわけだが、中盤以降で登場する、外の地上で唯一生き残っていた老人の方によりシンパシーを感じてしまう歳になったなぁ。

ヒロインの近未来っぽい服装と美貌が艶やかで、子供ながらに憧れを持って観ていたものだ。

男の方はこれまた近未来チックなピタピタ衣装なのだが、都市脱出の冒険を繰り広げていくうちに、二人とも服装がボロボロになっていくのがわかりやすい演出でよかった。

しかしこの日本語版のタイトルはもうちょっと何とかならなかったものか。完全に「2001年宇宙の旅」のパクリだよなこれ。

2300年未来への旅(1976) (字幕版)

2300年未来への旅(1976) (字幕版)

  • 発売日: 2015/03/15
  • メディア: Prime Video
 

 

 

コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST

5~6年前、初めてソロキャンプをやろうと思った時に、真っ先にポチったのがこれ。

バイクでツーリングがてらキャンプをするつもりだったので、商品名に「ツーリング」ってついているこれしかないでしょ、と決め打ちだった。

当時はソロ用のテントというとモンベルの登山用がメインだったので、ほかのメーカからはあまりソロテントが出ていなかったこともあり、あまり選択肢がなかったということもある。

実際、このテントは一人で使う分には、建てるのは簡単だし、風がなければペグがなくても自立するし、正面のフラップはポールがあればタープ的な使い方もできるしで、非常に使い勝手が良い。

主に使うのは真冬だったが、中はとても暖かくて過ごしやすい。

ただ、いかんせん作りがよいだけにかさばるんだよな・・・

仕舞い寸法がだいぶ大きいので、積載量に限界のあるバイクの荷物の大部分を占めてしまうのが惜しい。

これでもうちょっとコンパクトになってくれると今でも十分おすすめなのだが、キャンプブーム真っ盛りの現在ではもっと軽くて小さくなるソロテントがいっぱい出ているので、いまだ現役で販売中の本製品を選ぶ人はあまり多くないかもしれない。

ただ、愛着のある品なので、まだまだ使い続けるだろう。

もっとも、最近ソロはあまり行けてないけど・・・

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

ソロキャンプをやろうと思う人は必ず一度は買おうと思う小さいバーナー。

一昔前はOD缶用のバーナーが主流だったが、最近はCB缶(カセットコンロ用のボンベ)が使えるバーナーが人気だ。

OD缶を使わなければならないような空気の薄いところでキャンプすることはほとんどないので、どんなところでも安く手に入れやすいCB缶の方が使い勝手がいいからだ。

で、CB缶用のバーナーを買うとなると、このイワタニかSOTOかでだいぶ迷う。

正直、SOTOの方がかっこいい。4本の太い針金の足が出ていて、通称タチコマなんて呼ばれちゃったりしている。

ただ、あれは足の部分がかなり熱くなりそうで、ちょっと移動させたい時なんかにふと手で持ってしまってアッチッチ!みたいなことがよく起こる、ということをレビューで読んだ。

そのため、足にビニールパイプを通したりする人もいるらしいのだが、そうするとタチコマ感が薄れるなあと。

こちらのイワタニのバーナーは五徳(鍋を乗せる部分)と足が別々なので、そういった心配はないし、仕舞い寸法もコンパクトでよい。

それで迷った挙句にこのイワタニのバーナーを購入した。

使い勝手はだいぶよく、ファミリーキャンプの時も予備として持って行って、ちょっとコーヒーを沸かしたい時などに重宝している。

ただ、コンパクトなだけに、火が出るところとCB缶がかなり近い位置にあり、輻射熱が気になるところ。

これを遮るための鉄板が各社から出ており、それもそろそろ購入しようかなとあれこれ物色している。