水滸伝(1983)

 梁山泊で民のために戦う英雄たちと、悪徳大臣との戦い。

中国の古典が原作とのことだが、読んだことはない。

この映画も放映当時はやたらとCMやりまくっていたのを覚えているが、劇場では見ていない。

正直ストーリーはグダグダで、いたずらに登場人物たちが右往左往しているようにしか見えない。

しかし、この映画の最大の特色として、「英雄たち」は実際の武術家(武術が得意な俳優たち?)で構成されており、アクションが半端なくすごい。

それぞれ得意としている拳法や武器が異なり、見所がちりばめられているのも魅力。

当時相当すごいカンフーブームだったこともあるが、それを差し引いたとしてもレベルの高い格闘技が展開されており、最初から最後まで迫力のある戦いのシーンの連続だった。

封切当時、今から考えると露骨な番宣だったが、中国武術大会と銘打ってキャストたちがトーナメント方式で戦うというテレビ番組が放映されていて、それは見た記憶がある。

突撃レポーターとして古舘伊知郎が中国から中継しており、主役のリー・リン・チェイの楽屋の前に押しかけ、「ミスターリーリンチェイ!ミスターリーリインチェイ!」と扉の外から厚かましく語りかけている様子を覚えている。

そのあと、トーナメントと言いながらも主役のリー・リン・チェイがしっかり勝つ台本通りの展開。

リー・リン・チェイは当時人気の高かった少林拳・北拳の使い手で、決勝戦で当たった相手が表裏をなす少林拳南拳というのも熱い設定だったなぁ。

あの頃のカンフー映画は細かいことを考えずに楽しめるものが多くて、今でもつい観返してしまうものが多い。

水滸伝

水滸伝

  • 発売日: 2017/06/26
  • メディア: Prime Video