ヘンゼル&グレーテル (2013)

お菓子のお家と魔女の童話で有名なヘンゼルとグレーテル。二人はその試練を乗り越えて成長し、15年後、魔女ハンターとなっていた。
とある貧しい村では一人の女性が魔女の疑いをかけられ、火あぶりの刑に処せられようとしていたが、ハンターであるヘンゼル・グレーテルがそれを阻止。
その女性が魔女ではないと保証し、集まっていた住民を解散させ、憤る保安官に頭突きをかませて黙らせるグレーテル。
魔女たちは子供の誘拐頻度を加速させており、調査していくうち、ある儀式を行おうとしていることが分かった。
その儀式を行えば魔女は不死身となる・・・
大っぴらに街を襲い始めた魔女たちと、なすすべもない住民たち、そして苦戦するヘンゼルとグレーテル
二人もまた、幼い日の例のエピソードで親から捨てられたトラウマを抱えて苦しんでいたが、実は今回の事件とも無関係ではなかった・・・

まあ正直ストーリーはあってなきが如し。批評家にはだいぶ酷評されたらしいが、まあ仕方がないだろう。
あまり深いことを考えず、思い切りよく、と言ってもそこそこ控えめなグロシーンと派手なアクションシーン、お色気たっぷりなヒロインたちを愛でて楽しむ映画ということだろう。
ヘンゼルは男前なのだがいろいろボケていて、こんなに頭が悪くてよく今まで生き残ってこれたな。グレーテルの手厚いフォローがあったからこそだろう。
途中、ヘンゼルは白い魔女と出会い恋に落ちるのだが、この白い魔女の扱いが中途半端なのが惜しい。いろいろと話を展開できたと思われるのだが。
グレーテルは細身ながら胸の谷間はばっちり見せているセクシービューティーで、それでいて容赦なくぶっ放したりぶん殴ったりするのが爽快。戦闘中もちゃんとキュートに見えるのが印象的だった。
二人の因縁が清算されるくだりももうひとひねりほしかったところ。自分の出自を知っていろいろと複雑な心境になりそうなものだが、あまり考えてなさそげで、B級感を醸してしまっている。
すでに監督による続編の脚本は完成しているようだが、監督降板も報じられていて、このまま日の目を見ないかも。
結構好みなのだが、もったいないな~。