観たり読んだり備忘録

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。それ以外もちょこちょこと。

仮面ライダーギーツ×リバイス movieバトルロワイヤル(2022)

もちろん子供が見る前提のコンテンツであり映画なので、普段は劇場版仮面ライダーは観に行かないのだが、今回ばかりはどうしても観たくて、娘をダシに使い映画館へ足を運んだ。

映画は前半が仮面ライダーバイスのパート。
全ての戦いが終わり、温泉旅行に出かけた五十嵐一家。
赤ん坊がいる。いつのまにか4人目の子供が生まれていた。マジか!
今回はその子が身に宿す悪魔がストーリーの主軸となって話が進んでいく。
そして中盤にギーツパート。メインキャラライダーが協力して、捕らえられたミニ悪魔を輸送出来たらゲームクリアという条件。
輸送したいギーツ側の仮面ライダーと、悪魔を切り離されると弱ってしまう4人目の赤ちゃん兄弟のために奮闘する五十嵐家ライダーたち。それぞれの利害が相反して戦いとなるが・・・

この映画を見に行ったのはギーツでもリバイスでもなく、20周年を迎える「仮面ライダー龍騎」から、仮面ライダー龍騎、ナイト、王蛇、リュウガおよび中の人が出演するから。
もちろん中の人はあれから20年の歳月分、齢を取っており、全員オッサンもいいところなのだが、観ているこちら側のおっさんも号泣モノである。あ~かっちょええ!
Youtubeで映画の番宣として彼ら懐かしのメンバーのトークがいっぱいアップされており、もちろん当時好きだったおっさんを狩り集めるためのおっさんホイホイなのだが、それに見事にはまってしまった。
でも現在の優れた映像技術で龍騎を観られたので、それだけですべて許せる。
しかし変身や必殺技のエフェクトが今のライダーと比べると地味で控えめ。それがまたよいところもあるのだが、今のライダーは今のライダーで大迫力であり、やはり現在まで連綿と続いてきた仮面ライダーの進化はすごいと改めて思った。
テレビて観ていても「このすごい特撮を毎週観られるっておかしいだろ」と思うくらいよくできているが、劇場版になるとそれが2倍くらいすごい。
そしてリバイスもギーツも、メインキャラが一列に並んで一斉に「変身!」というのが胸アツ。劇場版はこういうサービスカットが多いのでありがたい。

俳優さんや制作側の事情もあるとは思うが、また平成第一期のライダーを客演で出してもらえると嬉しいなぁ。

kamenrider-winter.com