アメリカが第一次世界大戦に参入する直前の頃が舞台。大規模農場を営むとラスク家には二人の息子がいた。
長兄のアーロンは優秀で物分かりがよく、穏やかで優しい性格だが、弟のキャルはひねくれ者で父に逆らってばかり。
しかし、キャルは死別したはずの母がまだ生きているという情報をつかみ、一人遠方の町へとでかけ、母との再会を果たす。
一方、父親のアダムは農場のレタスを冷蔵保存して貨物列車で運ぶという、当時としては画期的な長距離輸送を計画して実行に移すが、うまくいかず大損害を被ってしまう。
そんな父をなんとかしたいと、キャルは母に頼み込んで金を借り、大豆に投資して取り返そうとするのだが・・・
主人公のキャルをジェームス・ディーンが初主演。愛情に飢えていて、でも素直ではなくて、やり場のない怒りを常にぶちまけているような演技が絶賛されているが、これぞ「※イケメンに限る」のルーツではないかと思えるくらいのイケメンっぷり。
こんな甘いマスクの青年に甘えた目で見つめられたら、おっさんだってぞくぞくしてしまいそうなくらいの魅力が画面から伝わってくる。
ほんまもんはやっぱりすごい。